Guo Peiについて

中国人ファッションデザイナー、Guo Peiについて調べた。

 

■知ったきっかけ

・毎年5月に行われるMET Garaが中国「China ~ Through the looking grass」をやった時(2016年)に、リアーナが4mはあろうかというド派手なながーいガウンを羽織って登場。

そのデザイナーがGuo Peiだった。

・この展覧会の企画から実施までのMET服飾部門トップキュレーター アンドリュー・ボルトン氏と、VOGUE USの著名な編集長アナ・ウィンターとの奮闘を記録したドキュメンタリー映画「First Monday In May」で、Guo Peiのインタビューがあった。

fashionista.com

ellegirl.jp

 

■Guo Peiについて

・2歳のころからソーイングをはじめ、服作りへの情熱をすぐに開花させたそう。

・北京のBeijing School of Industrial Fashion Designで服飾デザインを学び、卒業後すぐアパレルブランドのチーフ(!)デザイナーに就任。10年既製服のデザイナーを勤めたあと、1997年に自身の名前を関したブランドGuo Peiを始めた。

・2015年のMETガラでRihannaがガウンを着用したことで世界中に名が知れ渡り、中国人で初めてパリオートクチュール協会への参加を認められた女性。

・アジアオートクチュールファンデーション(パリのオートクチュールの関連組織かな?)の名誉会員。

・中国の伝統的な刺繍技術を用いた、耽美的でロマンティックな世界観が特徴。

 ↓Guo Pei公式サイトのBio

www.guo-pei.fr

 

■展覧会やってます

・アメリカ北西部・アトランタの大学で2018年3月4日まで個展中。

・過去10年のオートクチュールガウン30着と、プレタポルテのドレスを展 

www.scad.edu

 

■日本語インタビュー(コスメブランドM.A.C.とのコラボ時、2015年)

fashionpost.jp

 

■惹かれたところ

 

・2016年のMETのレッドカーペット写真を見たとき、長いガウンがレッドカーペットの階段を覆う迫力のインパクトが強くて、まずそこに度肝を抜かれた。黄色の色合いがまぶしく目に刺さり、でも奇抜かというと(確かにそう見える人もいるかもしれないけど、)、そんなことはなく、下品さやチープさは皆無で、優美だった。

・ベロアを何mもつかったぜいたくさ、布の重厚感、それを跳ね返す鮮やかな黄色、年単位かけ制作された美しい刺繍が強く目に焼き付いた。

・リアーナは歩くために、男性スタッフが3人以上でこのガウンを持って「Present!(前へ進め!)」と言っていたというから、機能性はさておいて。

1着の製作単位が年ということに驚いたし、また、あまりに緻密な刺繍からいって、

このガウンは、この服の美しさ、表現したい美を徹底して追及し、妥協なく、こだわり強く作り上げられた服であるのだろうという印象をうけ、いたく感動した。

それまで、1着の服の製作単位が数か月どころか年に及ぶことがあるなんて考えたこともなかったから衝撃だった。

 

・映画「First Monday in May」のインタビューで、Guo Peiは、「私は祖国のために服を作っている。いわば、祖国のためのマリエ(ウエディングドレス)をつくっているのです」と言っていたことが印象的だった。

・Guo Peiは、中国が急速に近代化し、皆が「近代的なもの」こそに価値を置いている中で、失われつつある「伝統的に培われてきた美・技術・文化」を蘇らせたいというのが服を作る動機だというようなことを言っていた。

それまで、ファッションデザイナーというのはどういう人かというと、とにかくセンスが良くて、社交的で女優やセレブの友達がたくさんいて、彼女たちをミューズとし、とにかく美しいドレスをつくり、パーティや華やかな場で披露され、デザイナー自身も遊びのセンスや立ち振る舞いができ、人脈豊かなソーシャライト・・・・なんて思い込みがあって、とにかく服を作るのは技術+センスであり、どんなコンセプトを持っているか、哲学をもっているかということに頭がまわっていなかった。だが、Guo Peiのように「服を作るのは祖国への愛からだ」と語るデザイナーを知って、びっくりした。

(その後、この1年の間に、何度か見聞きする機会あって、深いコンセプトや思索をもとに服をつくっているデザイナーをほかにも知ることができた。いずれも日本人で、Comme Des Garcons川久保玲さん、matofuの堀畑さん・関口さん。)

・来歴が気になって調べたら、北京のファッション専門学校で学んだそう。パーソンズやセントマーチンなど、留学したのかな~と思って調べたのだけどそうじゃなかった。

Beijing School of Industrial Fashion Designという学校で、BoFの世界ファッション専門学校(大学)ランキングのTop20。(ちなみに同年、文化学園はTop10いり)

習慣づけ

今日から、毎日、将来自分がどうしたいか、どう働き、どう生きていきたいか考える時間をもつことにした。

 

1日10分でもいいから、必ず将来のしたいことにかかわることを

 

考えたり、関連することを調べる時間をもつ。

 

0か100か思考をやめて、

 

完璧でなくてもいいから、とにかく続けるよう習慣づけようと思う。

 

スモールステップでも、その場にとどまっているよりはましだ。

はじめに:なぜブログを?

最初に、このブログを書き始める動機と目的を書き記しておこうと思う。

 

20代後半。会社員。

今やっている仕事がつらくて、やめたくて、逃げたくてたまらない。

でも、逃げだしても、また次の仕事で同じようにつらいと思うかもしれない。

でもとにかく逃げ出したい。なのに、なかなか動けない。

 

このままではどうにもならないので、

まず気持ちを整理するため、ブログに今の自分の状態を書き起こしてみることにした。

 

キーワードとして出てくるのは、おそらく以下になる。

・転職

・ポジティブになりたい

・自分を変えたい。

 

辛くなった時によくインターネットで「転職 辛い やめたい」など検索しては、

ブログやまとめサイトを見て、慰められたり落ち込んだりしている。

このブログも、もしその中の一つになれたらうれしい。